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TWICE「ENEMY」歌詞の意味は?内なる敵との戦いを徹底考察

TWICE「ENEMY」歌詞

TWICEの日本6thアルバム『ENEMY』の表題曲「ENEMY」。
ロック寄りのサウンドと、これまでよりもぐっとエモい歌詞で、一発で刺さったONCEも多いはずです。

ここでは、TWICE「ENEMY」の歌詞の意味・テーマを、MVの描写や公式情報、歌詞和訳サイトの解釈を参考にしながら整理していきます。
フル歌詞の掲載はせず、要点だけを引用しつつ考察するスタイルなので、歌詞そのものは公式配信や歌詞サイトでチェックしてください。

TWICE「ENEMY」はどんな曲?基本情報をサクッと整理

まずは曲の位置づけから。

  • 収録作品:TWICE JAPAN 6th ALBUM『ENEMY』
  • リリース日:2025年8月27日(アルバム)
  • 言語:日本語+英語ミックス
  • ジャンル:J-POP+ロック寄りのダンスチューン
  • 特徴:力強いギターリフ、タイトなドラム、シャープな振り付け
  • MVディレクション:リーダー・ジヒョ(アルバム全体のビジュアルディレクションも担当)

アルバム『ENEMY』自体が「自分自身との葛藤」を軸にしたコンセプト作品とされていて、タイトル曲「ENEMY」はそのど真ん中にいる1曲。
ビルボードジャパンのアルバムチャートで1位を獲得し、オリコンでも上位にランクインするなど、日本での評価もかなり高いです。

歌詞のざっくりしたテーマ:敵は外じゃなく自分の中

「ENEMY」は、ざっくり言うと

  • 外から飛んでくる言葉や期待に押しつぶされそうになりつつ
  • 完璧を求めるあまり、自分を追い詰めてしまう主人公が
  • 「本当の敵は自分の中にいる感情や弱さ」だと気づいて
  • それを壊して前に進もうとする決意ソング

歌詞解説サイトでは、タイトルのENEMY(敵)は他人ではなく、自分の内側にある不安・弱さ・自己否定を指していると解釈されています。
「痛み」や「怒り」をそのまま抱え込むのではなく、燃料に変えて進む、その過程を描いた曲だという見方ですね。

TWICE自身も、10年近くトップを走り続ける中で、世間からの視線やもっと新しい自分を見せなきゃというプレッシャーと戦ってきたはず。その経験値がそのまま乗ったようなリアリティがあって、ただの自己肯定ソングとは少し空気が違います。

歌詞前半:完璧を求められて、鏡の中の自分がわからなくなる

Aメロ – 「完璧じゃなきゃ」のプレッシャー

冒頭では、主人公が

  • 心の中がぐちゃぐちゃ
  • 「完璧じゃないとダメ」と言われているような感覚
  • 鏡を覗いても、自分じゃないようなスタイル

と、かなり追い詰められた状態で描かれています。

ここで見えてくるのは、

  • 誰か(世間・SNS・職場・学校…)からの「もっとこうしろ」という圧
  • それを飲み込み続けて、自分の本音が見えなくなっていく感覚

特に「鏡に映る自分が自分じゃない」というイメージは、
・アイドルとしてのこうあるべき姿と
・一人の人間としての自分
のズレを象徴しているようにも読めますし、私たちの日常にもかなり刺さる描写ですよね。

プレコーラス – 言葉の暴力と「それでも壊されない」心

プレコーラスでは、心ない言葉に追い詰められ、何も言い返せなくなっていく主人公が描かれます。

  • ひどい言葉を浴びせられ、頭がおかしくなりそう
  • 反論するエネルギーすら奪われてしまう
  • でも「誰にも自分を壊させない」と静かに反撃を誓っている

ここでポイントなのは、「私は正直でいたいのに、その姿勢が攻撃されている悔しさ」がにじんでいるところ。
「本音でいたい」「自分らしく生きたい」と思うほど、逆風が強くなる…という状況は、アーティスト活動だけでなく、会社や学校でもよくある話ですよね。

サビのメッセージ:傷を抱えたまま、燃え上がる

サビのキーワードは、

  • 「傷を抱いたまま立ち上がる」
  • 「涙を飲み込んで燃え上がる」
  • 「敵を壊す」「私は逃げない」

ここで言っている「傷」は、単なる失敗や挫折だけではなく、

  • 言葉の暴力でついた心のアザ
  • 完璧じゃなきゃダメというプレッシャーで削られた自己肯定感

みたいな、目に見えないダメージも含んでいるように読めます。

それでも「傷ごと抱えて立ち上がる」「逃げない」と歌っているのが、すごくTWICEっぽいところ。
明るく「元気出して!」と励ますのではなく、傷の存在をちゃんと認めた上で、それでも前を向こうとする姿勢が、この曲の温度を決めています。

歌詞後半:ステータス社会と、枠を壊したい気持ち

2番Aメロ – 視線とステータスに縛られる窮屈さ

2番では、

  • 人のステータスや評価ばかり気にしてしまう空気感
  • 「新しい自分」を常に求められ、息苦しくなる心情
  • 形の決まった枠を壊したい願望

が描かれます。

アイドルの場合は「常に新しいコンセプト」「新しいビジュアル」「新しい姿」が求められますが、
SNS時代の私たちも「常にアップデートされてる自分」を見せなきゃ…みたいな空気に疲れること、ありますよね。

そんな中で、

  • 花だって風に揺れながら咲いている
  • 自分のやり方で耐えて、いつか光る

という方向に考えをシフトしていくのが、後半の流れです。
「誰かの基準に合わせて完璧を装う」のではなく、「揺れながらでも自分のペースで咲く」方を選ぶ、そのマインドチェンジがこの曲のターニングポイントになっています。

ブリッジ – 鍵は自分の手の中にある

ブリッジでは、

  • 「鍵は自分の手の中にある」と気づく
  • 泣いている自分をこれ以上見たくない
  • 怖さも弱さも抱えたまま、少しずつ前に進む

といったフレーズが出てきます。

ここでのポイントは、敵を倒したから強くなるのではなく、「怖いまま進む」こと自体が強さなんだという視点。
完璧に乗り越えた自分だけがOKなのではなくて、「まだ怖いけど、それでも一歩踏み出してみる」という動きが肯定されている感じが、すごく今っぽいメッセージに聞こえます。

MVの世界観:鏡・水面・暗闇と光で描く内側との対話

MVも歌詞と同じく、敵は自分の中というテーマをわかりやすくビジュアル化しています。

鏡と水面:自分自身と向き合うシーン

MV解説記事で指摘されているように、鏡や水面に映る自分と向き合うカットが何度も登場します。

  • 鏡に映った自分をじっと見つめる
  • 水面に揺れる姿を見て、何かを決意したように表情が変わる

こうした演出は、まさに「自分自身こそが敵でもあり、味方にもなれる」というメッセージの視覚化。
自分の弱さや不安を直視する時間はしんどいけれど、そこを素通りしないからこそ、歌詞の「逃げない」という言葉にも説得力が出ているように感じます。

ダークトーン+差し込む光:葛藤の先にある希望

MV全体のトーンは暗めですが、ところどころに白やシルバーの衣装、差し込む光が強調されています。

  • 荒廃したようなセットの中に、生命力のある植物が映り込む
  • 暗闇の中のスポットライトが、再生や希望を象徴している

これは、

  • しんどさ=暗闇
  • それでも進もうとする意思=光

というコントラストを強く見せるための演出で、歌詞の「傷を抱えたまま上がっていく」イメージともバッチリ噛み合っています。

ジヒョが撮ったTWICEの等身大

MVのディレクションをジヒョが務めたことで、
・メンバーの表情
・カメラワーク
・見せたい瞬間
に、TWICE自身の感覚がそのまま乗っている、という指摘もありました。

ただ「カッコいいTWICE」ではなく、

  • 迷いも弱さも持っている9人
  • それでもステージに立ち続ける覚悟

がじんわり伝わってくるMVになっていて、改めて「10年目のグループが出す空気感、エグいな…」と感じるところです。

SNSの反応:刺さり方がちょっとガチな1曲

ネット上の反応をざっくり眺めると、こんな声が目立ちます。

  • 「ENEMYが良すぎて何回もMVを見てる」
  • 「歌詞が今の自分に刺さりすぎてしんどいけど救われる」
  • 「明るいだけじゃないTWICEの曲、こういうのを待ってた」
  • 「ジヒョがディレクションって聞いて納得した」「メンバーの表情がリアルすぎる」

単に「かっこいい」「エモい」だけじゃなくて、自分の生活とリンクしてしまうがゆえのしんどい共感が多い印象です。
それでも再生ボタンを押してしまうあたり、やっぱりこの曲は少し中毒性があります。

「ENEMY」がONCEにくれるもの:しんどい時ほど思い出したい曲

最後に、この曲がONCE(や、忙しく生きている私たち)にくれるメッセージを整理しておきます。

  • 完璧じゃなくてもいい – むしろ完璧を求めすぎる心こそが敵になり得る
  • 傷は消さなくていい – 傷を抱えたまま立ち上がる姿にこそ、説得力がある
  • 怖いまま進んでいい – 不安や恐怖がゼロになってから動く必要はない
  • 鍵は自分の手の中 – 誰かの評価ではなく、自分で選んだ一歩が解放につながる

落ち込んでいる時に聴くと、励ましというより「わかるよ」と隣に座ってくれるような距離感の曲。
それでいて、サビの爆発力とダンスのキレで、ちゃんと背中は押してくれる、そんな一曲だと思います。

歌詞の細かいニュアンスは、公式配信や歌詞サイトで原文と訳を見比べながら聴くと、さらに発見が増えるはず。
同じアルバム収録の「FINE」や「Like 1」も、メンタル面に刺さる歌が多いので、「ENEMY」にハマったらぜひそちらもチェックしてみてください。

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